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たるみの天敵 紫外線は「光老化」で肌年齢を上げる

たるみの原因「光老化」について

 

今回のたるみの原因は、

老化が起こる主な原因の80%を占める、10代から積極的な予防をしておきたい老化「光老化」についてです。

 

 

無防備な手の甲や首元は「年齢を感じやすいパーツ」として有名ですが、

紫外線を浴びにくいお尻や太ももと比べて、シワ・シミなどが目立っていませんか?

 

 

 もしも違いを感じたのなら、

それが「光老化」の爪痕です。

そして「加齢」「老化」との明確な違いを示す重要なポイントです。

 

 

老化は防げる‼

 「老化」は単なる加齢ではなく、習慣の積み重ねが個人差として現れます。

その「原理と予防法」を知り・活かすことで老化は防げます‼

 

 


 

肌年齢が上がってしまう主な原因の70%は「酸化」とお伝えしましたが、

この酸化と密接な関係するのが たるみの天敵となる「光老化」です。

「光老化」とは、活性酸素を大量に生成する紫外線による肌の老化です。

 

酸化についての記事はこちらから ▶

 

 

 

 

 まずは、その恐ろしさの一例をご案内します。

「光老化」紫外線による肌老化

 

 

28年間トラック運転手として働いていた男性の写真です。

 

28年もの間、窓から差し込む紫外線を受け続けた左側の顔には、シミ、シワ、たるみ、毛穴の開きといった老化現象が顕著に表れています。

 

(医学誌「NEW ENGLAND JOURNAL of MEDICINE」で研究として発表された事例です)

 

これが「光老化」と云われる、紫外線が引き起こす肌の老化現象となります。

 

 

 

 


 

 

「加齢による生理的老化」と「光老化」の症状の違い 

 

生理的老化(加齢)と違い、光老化で起こる症状は、深い悩みとして実際に相談されることが多い症状ばかりです。

 

 

【生理的老化の症状】

☑細かいシワができる。

☑たるみができる。

☑保湿力が低下し、肌が乾燥する。

☑皮ふが薄くなる。

 

 

【光老化の症状】

☑細かいシワと深いシワの両方ができる。

☑たるみができる。

☑保湿力が低下し、肌が乾燥する。

☑皮ふが厚くなり、ゴワゴワする。

☑シミ・そばかすができる。

☑肌が黄ばむ。

 

 

あなたの「光老化」度はどうでしょうか!?

 

 

 

紫外線がいたずらするのは、日焼けではない‼

 

希望の「光」と言ったりしますが・・・希望に変わるだけではない!? 

望んでいないはずが、、、あなたの悩みの架け橋になっているかもしれません!?

 

悩みを生みだす光とならないために、あなたが今から取るべき行動は??

 

 

まずは、「光老化」の原因について説明していきます。

 

光老化を起こす4つの光線に注意する

 「光老化」のプロセスは2つあり、

 

(1)紫外線に当たることで活性酸素が生成され、細胞を損傷・破壊する場合。

  (参考:皮脂の酸化メカニズム)

 

(2)紫外線により受けた細胞ダメージの修復の際に起こる場合。

 

 

光老化に大きく影響にするのが、バリア層です。

 

 

 


 

バリア機能が破壊されると、紫外線は好き勝手に!?

肌のバリア機能と肌の質

 

肌を保護する上で大事な役割を果たしているのは、角質と皮脂膜です。

 

汗と皮脂からできている肌表面を覆う皮脂膜と、肌の潤いを保っている角質層によって、乾燥やほこり、微生物などの外的刺激から肌内部は守られています。

 

紫外線は、この皮脂を酸化させ、保護層全体の働きを弱めてしまいます。(肌本来のバリア機能が低下)

 

 

また、繰り返し紫外線を浴びることで、外的刺激から守るために肌は余分な角質を溜め込む「角質肥厚」(かくしつひこう)と呼ばれる状態になり、

ターンオーバー遅延により、シミ・シワ・たるみ・乾燥・ニキビ・毛穴トラブルの原因となります。

 

 

  更に、日焼けによる炎症が原因で、肌のキメは乱れ、ゴワゴワ、ザラザラの肌質となり、ダメージを受けた肌は乾燥しやすく、くすみが目立ち、化粧水などの肌なじみも悪くなっていきます。

 

 乾燥によりバリア機能が低下すると、角質層の表面は隙間が目立ち、肌内部の水分が蒸散し、外的刺激からの影響を受けやすく、更に肌が乾燥するといったトラブルの悪循環を招きます。

 

 

バリア層が損傷し壊れると、紫外線が肌の深部へとダメージを与えてしまうため、

「バリア機能の質」が光老化の進行を左右する重要なポイントです。

 

 

 

 


 「光老化」を起こす光とは?

DNAの損傷

 

①UV-B(紫外線B波)

UV-Bは、全紫外線の約5%を占め、主に肌の表面で吸収されるため、肌の奥の真皮層まで達することはほとんどありません。

 

しかし、UV-Aより強いエネルギーのため、表皮に影響を与え、短時間で皮ふに炎症(赤み、腫れ、水疱など)を起こさせる作用があり、メラニン色素が沈着して褐色になったり、シミやそばかすの原因にもなります。

 

 

また、DNAを損傷させてしまい、肌細胞の修復機能が低下したり、損傷した異常なDNAをコピーしてしまうなど、細胞の正常な再生が行われなくなってしまいます。

 

 

<UV-Bの特長>

 ・波長が短く、表皮に届く。

・屋外での日焼けの主な原因となる。

・肌に強く作用し、多量に浴びると赤く炎症を起こす。

・乾燥肌やシミ・そばかすの原因となる。

・角質層の肥厚・乾燥・キメの乱れとなる。

・強いエネルギーがDNAを損傷させる。

 

 

 


活性酸素による肌細胞の損傷

 

②UV-A(紫外線A波)

UV-Aは全紫外線のうち約95%を占めています。

 UV-Bの比べてエネルギーは弱いが、20〜30倍の量が日常的に注がれています。

 

浸透力が高く、浴びたUV-Aの20~30%が肌の奥の真皮層にまで達し、皮ふの細胞内に大量の活性酸素が発生することで、ハリや弾力を生むコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを作り出す繊維芽細胞に損傷を与えます。

 

 

さらに、脂質が酸化し、過酸化脂質に変わると、周辺の正常な肌細胞を次々と犯していくため、肌は弾力を失い、シワやたるみといった肌の老化やメラニン色素の合成を増やし、シミが目立つ原因にもなります。

 

 

<UV-Aの特長>

・波長が長く、表皮だけでなく肌の奥の真皮まで届く。

・雲や窓ガラスを通すので、曇りや室内でも肌に届く。

 ・赤みや炎症が起きにくいので、日常生活を送る中での日焼けに気付きにくい。

 

 

 


 ③ブルーライト(第3の紫外線)

紫外線のUV-Aに近似した可視光線(人の目で見える光)で、UV-AやUV-Bよりも波長が長く、太陽光からの量も多く肌への浸透力が高い光線です。

 

「第3の紫外線」とも呼ばれるブルーライトは、UV-Aと同様に色素沈着を引き起こすだけでなく、肌の真皮のより深い部分にまでダメージを与え、シワやシミ、たるみなどの肌老化の原因となります。

 

また、角層内のタンパク質の酸化反応の進行が起こるため、角質層が損傷し、保湿機能の低下による乾燥を招きます。

 

ブルーライトは、太陽光をはじめとして、パソコン、スマートフォン、照明器具、液晶テレビなど、普段の生活の身近なところでも発生しているために、人体に及ぼす影響が危惧されています。

 

 

<ブルーライトの特長>

・波長が長く、表皮だけでなく肌の奥の真皮まで届く。

・第三の紫外線と云われ、シワ・シミ・たるみの原因になる。

・室内にいても身近な家電製品からも影響を受けることがある。

・タンパク質の酸化により角質層の肥厚・乾燥・キメの乱れになる。

 

 

 

 ④近赤外線(IR)

近赤外線は波長が長く、紫外線、ブルーライトよりさらに真皮の奥深く、皮下組織や筋膜、筋層にまで到達するといわれています。

 

 表皮では細胞の増殖活性が抑制され、表皮層が薄くなり。

また、真皮にダメージを与えることで、肌のハリや弾力が失われて、シワ・たるみの原因に。

 

 さらに、皮ふの土台となっている皮下組織にダメージを与えることで、肌に深いシワが生じさせるたり、

筋層にまで到達すると、筋肉を緩めさせるなど肌構造の土台を損傷させ、たるみ症状の重篤化につながることが危惧されています。

 

 

太陽光の近赤外線を長期的無防備に浴び続けることは光老化の原因となるが、定量的な照射ではコラーゲンやエラスチンを作り出す繊維芽細胞を活性化する。

など、一長一短な特性があり、研究が進められている光線です。

 

 

<近赤外線の特長>

・波長が非常に長く、真皮だけでなく皮下組織や筋膜、筋層にまで届く。

・エネルギーは高くないが紫外線の5倍もの量が注がれている。

・光老化とエイジングケアの両側面に注目されている。

 

 

 

 

天候による紫外線量と反射光に注意‼

天候による紫外線量と反射光

 

 天候による紫外線の量は快晴を100%とした場合、

晴れで90%、薄曇りは85%、曇りは65%、雨では20%が目安となります。

 

曇っている日は油断しがちですが、日焼け止め対策は必須です‼

 

 

太陽光は直接的なものだけでなく、地面から反射した照り返しにも注意が必要です‼

環境によってその照り返しは異なりますが、オフィス街などのビルの窓ガラスからの反射も無視できません。

 

 

地面からの反射を考えると、日傘だけでは紫外線対策は充分とは言えないのです。

 

 


季節と時間帯による紫外線量

 また、季節や時間帯によっても紫外線量は異なります。

4月から9月頃は1年の中でも紫外線量が多く、この時期の紫外線量は年間の70~80%となります。

 

 

時間帯では、午前10時から午後2時の間の紫外線量が年間を通じて多く、

夏であれば1日の70%を占め、冬は80~85%となります。

 

 

夏至や正午は紫外線が最短で届くため、減衰量が少なく紫外線量が多いので、特に注意が必要です‼

 

 

 


特に下記のような生活習慣の人は、要注意です。

 

☑屋外の作業・車での移動が多い人。

☑日焼け止め対策をしていない人。

☑10代の頃から日差しを浴びることや日焼けをすることが多かった人。

☑皮脂の過剰分泌が起こっている人。(洗顔方法などによる)

☑室内での生活が多いが、LED蛍光灯の環境で過ごしている人。

 

 

 

 

光老化の予防策とは?

☑衣服などで皮ふを覆い、日傘やサングラス、帽子などを使う。

☑皮脂の過剰分泌を抑える。

☑保湿ケアをしっかりと行う。

☑抗酸化物質を摂取する。(食品・基礎化粧)

☑日焼け止めクリームを塗る。

 

予防法のおススメについての詳細は別途ご紹介いたします。

 

 

 

肌質改善と表情筋のたるみ改善が有効的♡

表皮が整わなければ、再び紫外線の影響を受けやすく、肌内部の細胞が活性化しなければ、ハリ・弾力も甦りません・・・。

 

 

 「光老化」で起きてしまったたるみ改善には、

❶角質層(バリア機能)の質とターンオーバーの改善

 古い角質で厚くなった角質層のケアをし、保湿力を高め、肌の新陳代謝であるーを正常化する。

 

❷真皮層の質を上げる 肌細胞の活性化

 

 肌のハリ・弾力を支える真皮層への栄養を届け、ダメージを受けた細胞を排出し、新たな正常な細胞を生成し、活性化を促す。

 

❸表情筋を整え、筋肉の動きを正常化

 

 筋肉を正しく動かし、しなやかな表情筋を保つ。

初回特別体験 ハーブピーリングで肌質改善

 

 そこで、おススメしたいのが「肌質改善」です♡

 

段階的なケアで、再生スピードを上げていき、土台を再構築し、その上で筋肉の動きを整えること。

 

自宅での毎日のケアでも、その保湿力の差を感じる様になると思います。

 

 

まずは、じっくりと確実に細胞を若返らせましょう♪


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